失敗しないホームページ制作会社の選び方・依頼の仕方

ホームページの制作をご依頼頂くお客様の8割くらいは、ご自身で

・ホームページの役割
・どんな情報を載せるのが良いか
・どうしたら結果が出るのか

というのをある程度調べてから依頼してきます。

特に、制作依頼者様のほとんどは経営者様であり、色々なことを経験して「結果」を出す為に尽力してきた方であり、だからこそ初めに色々なことを調べて「失敗しないように」細かくご注文を頂きます。

ただ、この「調べた内容」をそのまま押し切る、というのは非常に危険で、結果的に集客効果が低くなってしまう、ということがあります。

制作会社の強みを知る

制作会社には大まかに2種類程御座います。

1,デザインが得意な制作会社
2,コンテンツ制作が得意な制作会社

勿論、片方が得意=片方が苦手、というわけではないのですが、どちらかに偏りがちです。
当社はどちらかというと、WEBコンサル的な事業、つまり売上直結型の構築を得意としており、上記で言えば2に該当致します。

デザインが得意な制作会社

「ホームページは企業の顔」とも言われていますが、まさに最新技術等を活用し、オシャレなホームページを作成することを得意としているのがこのタイプの制作会社です。

トップページのアニメーション、サイトロゴ、バナーデザイン、カラーリングといった、デザインに関する知識や技術に長けています。
兼業でイラストレーターやロゴデザイナー等を行っている場合もありますが、センスは一般的な制作会社と比較するとずば抜けています。

デザイン学校出身の方やフリーランスの方に多い傾向にあります。

どんな会社が依頼するのに向いているのか

デザイン系の製作会社に依頼するのに向いている企業は、WEBでの売上や集客を考えていない(企業名が検索された際のみ見て貰えれば良い)会社です。

・紹介制のサービスを企画しているような事業者
・既に市場シェアを広げきっており、製品スペックさえ参照出来ればよい
・ルートビジネスで既存取引先にのみ情報発信が出来れば良い、印象が良ければ良い

といった企業が該当します。

また、「自分である程度調べた、WEB販売については自分で考えるから言ったことを上手く実現してほしい」
という企業様もデザイン系の製作会社に依頼するのが良いです。
逆に、ライティングやコンテンツ企画、事業理解等については苦手な場合も多く、WEBのことはよくわからないから全部丸投げしたい、という方にはあまり向いていません。

場合によっては、コンテンツ製作が得意な製作会社がデザイン系の制作会社に製作を依頼する場合もあります。

依頼の仕方

基本的には作りたいページ等を先に聞いた上で製作をしていく、ヒアリング型です。
しっかりと書きたい文章を自分で準備出来る、WEBに向いた戦略構築や対策はある程度自分で行う、という前提で依頼を進め、ある程度細かいところまで詰めながら打ち合わせをしていった方が良いです。
デザインが綺麗でも文章が薄ければ購買行動には繋がりません。

制作会社と共同作業で逐一チェックしながら進めていくことで、失敗しにくいホームページ作りが出来ると思います。

コンテンツ製作が得意な製作会社

マーケティングやコンサルティング、企画、ブランディング、といったことに長けた製作会社です。
それぞれ得意分野は異なりますが、「アクセス数」や「集客対策」が得意、という方向性では大体同じです。

当社の場合はSNSやWEBを活用した販売経路の効率的な拡大、見込客拡大の為の戦略構築、コンサル、ブランディング、といった部分ですね。

このような製作会社は企業の目標や事業、希望等を聞いた上で、流入〜売上までの経路を整理しながらホームページを作成していきます。
「ディレクション」と呼ばれることもありますが、要はプロデューサーのようなイメージです。

前述の通り、企画や総合プロデュースのみ対応を行い、デザインに関してはデザインが得意な制作会社に投げる場合等もあります。

どんな会社が依頼するのに向いているか

これからWEB販売を進めていきたい、しっかりとした売上基盤を作りたい、なかなかアクセス数が集まらず困っている、という企業にオススメです。

また、WEBについてはよくわからないから丸投げしたい、売上が拡大するような効果のあるホームページを作りたい、という人に向いています。
逆に、このような製作会社はある程度戦略を練った上で製作に当たる為、自分で考えたい、細かい注文を付けたい、という企業とは相性が悪く、せっかく制作会社側で戦略構築をしても上手くいかないことが多いです。

無論、このような業者は当たり外れも激しいので、

・打ち合わせの段階でしっかりと事業内容を把握して貰えているか?
・明確に目標を持って戦略を作ってくれるか?

ということをしっかりと確認することが大切になります。

依頼の仕方

コンテンツ製作が得意な製作会社は、「提案型」です。

その為、しっかりと製作会社を活用するには、データ量が大切になります。
自社の情報、自社サービスを使用するメリット、強み、ターゲット、実現したい目標、といったことをしっかりと整理し、事前に制作会社に伝えることで、製作会社は売上に繋がる導線を作り上げていきます。

当社が製作を行う際も、少しでも資料を多く準備して貰い、隅々までヒアリングを行うことで、売上に繋がる可能性のあるコンテンツを漏らさないように気をつけています。

まとめ

今回は制作会社のタイプに応じた選び方、という内容で掲載をさせて頂きました。

ただ、実態として制作会社が提示する価格や内容は中身が見えないことも多く、中には全部下請けに丸投げ、中抜きしまくり、という制作会社もあり、正直クオリティとしてもかなりピンキリの業界です。
勿論、一発で制作会社の良し悪しを見抜くのは無理な話かもしれません。

まずは

・要望をしっかりと理解してくれているのか?
・自社の売り込みばかりかけてきていないか?
・価格の話ばかりしていないか?

こういったことを意識しながら話を聞いてみましょう。

是非、ご興味や相談が御座いましたら当社にもお問い合わせ下さいね。